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June 12, 2005

ドラゴンボールとLee101Z。

 10年程前、ヴィンテージのジーンズが高値で売買されるという空前のブームが巻き起こった。
原宿裏通り・通称裏原では10万円以上もするジーンズが飾られた店が立ち並び、誰もがヴィンテージに憧れた。雑誌でも毎月の様に特集が組まれ、ブームを焚き付ける。

 そのヴィンテージブームの中でも特にもてはやされたのが、なんといってもリーバイスの501だ。
ビッグEや赤耳、果てはウン百万円もする大戦モデルなど、これらを所有するのが一種のステータスの様に感じられたものだ、が。

 ところがこの501、ヒップが深く、太股周りが細い。
正に私の様な下半身デブである典型的日本人では履きこなせない代物である。

 現に太股周りを基準にサイズを探す為、ウエストやヒップが余ってしまう。必然的に悲しいかな、腰履きになってしまうのだ。
実際腰履きがカッコイイという風潮が若者の間で浸透していた為、それはそれで流行に乗っていたが、ハッキリ言ってカッコ悪い。かといってエドウィンでは太い上にヒップもかなり余る。

 そんなかわいそうな私に救いの手をさしのべたのが、Leeの101Zだった。まず太股周りにサイズを合わせても、ウエストは1サイズオーバーで済んだ。さらに生デニムである為、自分で色落ちさせることができる。

 そしてなんといっても他のLee製品との決定的な違いは、ジッパーフライであるということだ。
やはりボタンフライでは急激にもよおした際、すぐに落ち着くことはできない。目的地はすぐ目の前にあるのに、もどかしさ満点なのだ。

 こうして数年間履き込んだ101Zにはかなりの愛着がある。これまでの人生での思い出が走馬灯の様にドラゴンボールのごとく駈け巡る。

 しかし真のベストジーニストは巷のおっちゃん・おばちゃんであろう。20年以上洗いざらし、履きつぶしたそれは、実に見事な落ちっぷりなのだ。

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