« 新日よ、PRIDEやK-1を意識する前に、もっとプロレスを大事にしてくれ。 | Main | ドラゴンボールとLee101Z。 »

May 16, 2005

ミスター高橋の功罪。

 新日本プロレス5・14東京ドーム。

 顧客(ファン)のニーズを見事にハズしたといっていいカードが並ぶこの興行は、3万5千人と新日本ドーム史上最低観客動員数を記録する。

 メインカードは紆余曲折を経て小島vs天山のIWGP戦(ダブルタイトルではなく)。試合はわりと早いタイムで天山の勝利。結果ははっきりいって読めていた。前回の敗戦で引退まで考えた(もちろんアングル)末の再戦。ここで負けるワケにはいかないだろう。

 顧客心理を理解しようとは到底思えないプロレス界に熱が冷めたのは今にはじまったワケではないが、決定的となったのはやはり元新日本プロレスレフェリー、ミスター高橋のプロレス界の暴露本だ。

 初めから結果が決まっているプロレス。
 地方では適度にお茶を濁すプロレス。
 政治力と資金力で優劣が決まってしまうプロレス(ある意味現実的か)。

 クリスマスのサンタクロースではあるまいし、誰もがある程度想像していた世界を今更オトナ気もなく暴いてファンをシラケさせ、業界から白い目で見られたコトは記憶に新しい。

 さらに追い打ちを掛けたのが藤波の社長業だろう。全くの思い付きとしか思えない、意見がコロコロ変わる迷社長振りに、ファンはどんどん離れていった。所属選手の離脱にしても、こんな所ではやってられないといった感情が見て取れる(アングルではなく)。

 選手の売り出し方にも同じコトがいえる。解雇した橋本の防衛記録をに更新させる為だけに、長期政権を築いた永田。おかげで売り出しが遅過ぎた天山をはじめ、多くの選手が憂き目にあった。

 他団体のスター選手(三沢)を出せば客が入るだろうといった安易なカードと思惑は、ファンを到底バカにしているとしか思えない。確かに一昔前に比べ、魅力ある選手は減ったかも知れない。だが時代のせいにしていては救われない。

 選手を生かすも殺すも会社次第だと肝に命じておかないと、K―1やPRIDEでさえ淘汰されてしまうだろう。

|

« 新日よ、PRIDEやK-1を意識する前に、もっとプロレスを大事にしてくれ。 | Main | ドラゴンボールとLee101Z。 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ミスター高橋の功罪。:

» 「新日本プロレス」 5/14 東京ドーム [Dynamite♪♪ Blog]
新日ファンですが、週一のTV観戦とプロレス雑誌・新聞の購読をやめて半年が経過。「 [Read More]

Tracked on May 17, 2005 07:21

« 新日よ、PRIDEやK-1を意識する前に、もっとプロレスを大事にしてくれ。 | Main | ドラゴンボールとLee101Z。 »