絵3

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霹陽9

一内

屈する者 暗示し

散光

身惑い眩く

我 玩弄され

蕩尽す

身 撓め

蹲い

跛行す

縹渺

澄明す 碧

残像の黒きの野のみ

陽光の内

恍惚と

白き

塵 

新たなる眼へと刻む

脳   霹陽を得て

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霹陽8

惑い

靄う双眸

拝跪す

重ねたる手に切願の胸を

人は曰にある唯一の内に在る

水浸み

葉に陽射す如く

肉に染み

我は拒み耳塞ぐ

固く閉じたる手は

何れ知る行為を悟り

光芒は瞑目す人間を醒ます

狂い

虚偽裂き

破砕す如き風

果て 見据え

迷せぬ

堅きを捉え蒼穹へと向う

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霹陽7

苦艱

波濤となりて

汀に蹲踞す幼きは

瞑目し戦く

晧々の地にありて

暗浪に拉ち去られ

倦み

幽冥へと歩む我を

止めえぬ 哀しみに

哀れみた眼よ

それは放棄か

蒼天 重く轟き

白く沈黙す

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霹陽6

無窮たるは地に立ち

透く 血脈より

誇れる命

差す色 眺め見

降るものの内

白きと影

炯然たる

凛然たるに暖覚え

幼きは堕つ

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霹陽5

鎖せど

心臓の赤き痛み

幾度求めるか

限りありて 自らの肉

息せど 現は長きにあらず

絶断す

孤独の淵

陽  白き寒

惑い悩み

霧中の道

得る力無し

刹那に生き長らえ

朽ちる時へと手を掛ける

我が身は

我が手の中にあらず

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絵2

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霹陽4

土 掘る

柔く 赤きを

鏤骨す

この感を

自へ刻む

緑陰  巣くい

肺腑 病める

肉を這い

血 巡りて

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霹陽3

肉体を拘束す

影の如き倦怠

地添い

泥濘へと頬寄せ

命 乞う心

手 汚れに塗れ

尚 止める事なく

緩く 手から落つ

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霹陽2

白露 

熱なき指 蝕む

闇 

緑香に染み

肌 地覚え

抱懐す紅華 

伝い

内 鈍く

脆弱たるは崩壊し

滅す

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兼松玲守展「熱なき指」

日時:2005年11月10日(木)~15日(火)
    12:00~18:00(最終日は17:00まで)

会場:ギャラリーミニヨン(名曲喫茶ミニヨン内)

JR中央線・地下鉄丸の内線荻窪駅より徒歩3分

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霹陽1

目覚めは肢体を覆う暗色を

双眸へと明視させぬ

白濁す精神を

底深くにて呼び

光芒への歩みを導くべくある

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絵1

          rense0         

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