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December 11, 2008

高野さん×勝間さん対談に行ってきたよ!前編。

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丸善丸の内本店の日経セミナールームにて、リッツカールトン日本支社社長の高野登さんと勝間和代さんによるトークショーに行ってきました。

先日のChabo!のイベントに不参加だった高野さんに、勝間さんが夢について聞き出す形式...つまりイベントの続きですね。

まずは勝間さんのスーダンよもやま話。

勝間「車で20分で行ける道がスタック(泥道)にハマって1時間20分かかったんです!」

高野「なんでも朝、顔を洗う水を確保するのが大変だとか。」

勝間「そうなんですよ。シャワーの水なんてナイル川の水そのまま!?」「日本のバキュームカーがたくさん走ってたけど、ちゃんと中身洗ったのかな!?(笑)」

続いて勝間さんによるChabo!の報告。

スーダンはアフリカ大陸で最大の国。内陸国のため貿易にお金がかかる。
国の面積に対して人口分布が広いと余計お金がかかる。水道もパイプラインを引くより、井戸を作ることで拡散させている。

元々貧しい国ではなかったが、21年にも及ぶ内戦の結果、停滞してしまった。

北スーダン(イスラム系)が南スーダン(キリスト系)を迫害。戦地は南スーダンだったため、産業成長が止まってしまった。

子供たちはみなウガンダから買った中古の洋服を身に纏っている。中にはボロボロのドレスを着ている子もいた。

国の収入源は油田。
今後北スーダンと協力していくか、独立するかは選挙により決めていく。

南スーダンの人々は北スーダンや隣国のウガンダに避難するが、「やっぱり故郷がいい」と戻って来る。

しかしこの国には産業育成も教育支援もない。これは国連が支援していく。

南スーダンでは人々の識字率が低い。文字が読めないと思考力に乏しい。言葉が抽象的だと会話が通じにくい。

ウガンダで高等教育を受けた人が役人として南スーダンで活躍している。

トイレがないと病原菌を撒き散らしてしまう。そのためトイレを設置して病原菌を一ヶ所にまとめる。

水は水たまりのものを飲んでいる。人はみな一週間に一度は下痢をする。また虫が湧いて余計病気になる。

Chabo!が支援しているNGO法人JEN(ジェン)では学校を7校建てた。

日本は300億円支援している。
普段から他国に支援しておけば、いずれ災害等で日本のインフラがだめになったときに支援してもらえる。

費用ではなく投資と考える。

国連に寄付しても間接費が多い。私達(チャボ!)がやっていることを皆さんがきちんと監視してほしい。

寄付金がどう使われたのか届かない。でもJENはブログやレター、イベント等でキチンと報告している。

どういう団体がいてどんな活動をしているか。知った方がいい。

人件費や経費は全体の2割というのが世界的な基準。企業は6割5分。

勝間「こういうところで働いている人たちは高学歴な方が多いんですが、給料が安くてワーキングプアまっしぐらなんです(笑)」

現地では2人の日本人女性スタッフが従事し、ガードマンが3人ついている。支援プログラムがたくさんあっても3つぐらいしかできない。

勝間「4月からテレビの企画がスタートするんですけど、番組のプロデューサーから(こういった活動をしてると)”まさか選挙とかに出ないですよね!?”って言われたんですよ。そうなると彼のクビが飛ぶんで(笑)」

ここからはスライドによるスーダンの様子。

・スーダンではアスファルトは空港の周りにしかない。

・税金が取れないため、ゴミ処理場が作れない。政府公認のゴミ捨て場がある。ペットボトルなどが多く、支援に訪れている諸外国の人々がゴミを増やしている。

・地雷原が多いため、用を足すときは街道で。茂みは危険。

・学校は青空教室がほとんど。海外支援で建設された建物は中途半端なまま放置され、野ざらしになっている。

・滞在中の3日間朝食はパンのみだった。でもそれしかないから仕方ない。食事中たまに口の中でジャリっていう(笑)

・藁の家はかなりの金持ち。写真で紹介された家は軍の教育長の住まい。

・公衆衛生の指導で井戸やトイレの必要性を訴えるも、識字率の低さから言葉があまり理解できないため、人形劇で説明している。

ここまでが勝間さんによるスーダン報告。
勝間「高野さん、いかがでしたでしょうか。」

高野「私もアメリカ・ニューオリンズのハリケーン”カトリーナ”の災害の際には、著書の印税意を100%寄付していました。」

「よく寄付や支援をすると相手が依存体質になってしまい、それもどうかと思っていましたが、スーダンの教育レベルからして、そんなことを言っている場合じゃないですよね。」

勝間日本では失うものがあるとすぐわかる。スーダンには何もないけど、わくわくがあります。」

「本を読むよりも現地に行った方がいい。」

今後の予定として来年の4月13日に再来訪し、井戸が建設されたのか調査する。
またスリランカも支援していく。野菜作りのタネや魚獲りの網など。

高野「私がチャボ!に賛同したきっかけは、勝間さんの魅力です(笑)」「いやでもこういう話に興味を持っている勝間さんに魅力を感じましたよ。」「Give×5、Givenですよね。」

勝間「私はこうして支援して各国が成長していけば、いずれ将来(我々の)税金も減るのではと思っています(笑)」

[前編の感想]
この時期いろんな海外支援の広告などを見かけます。
とくに月○○円、一日ペットボトル1本分の支援で一人の子の里親になる制度。素晴らしいことですよね。

でもわんこは一人を支援するのもいいですが、公共施設を建設することで大勢の人を支援できるチャボ!を応援していきたいと思います。

無償で取り組むことはとても素晴らしいことですが、まずは著書を通して知識を得て、なおかつ海外支援もできる。

海外支援を考えるきっかけとなればいいと思います。

中編ではお二人の夢についてトークが展開されます。

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